北京など中国北部、深刻な「PM2.5」大気汚染再び―中国紙

Record China    2014年10月11日(土) 0時32分

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10日、中国・北京市と周辺で微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染が再び悪化した。北京市では9日、PM2.5の値が1立方メートル当たり400マイクログラムを突破。世界保健機関の安全基準の15倍以上に達した。写真は9日の北京。

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2014年10月10日、環球時報(電子版)によると、中国・北京市と周辺で微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染が再び悪化した。北京市では9日、PM2.5の値が1立方メートル当たり400マイクログラムを突破。世界保健機関(WHO)の安全基準の15倍以上に達した。

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北京市は8日夜、今年後半で初めての「大気重度汚染予報」を発令。3日間にわたり「深刻」「重度」な汚染が続くと警告した。8日は世界各地で皆既月食が観測されたが、北京は厚いスモッグに覆われたまま。待ちわびていた天文ファンは肩を落とした。

北京では来月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が予定されており、当局は大気汚染緩和に向け対策を取るとみられる。韓国・聯合ニュースによると、中国では12年の冬以降、大気汚染が深刻な社会問題となっており、政府は人工衛星や無人機などの最先端機器を導入し、汚染物質排出規制を強化している。(翻訳・編集/AA)

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