2014年10月11日、台湾・ETTodayは記事「1年で150人分のキャンセル、『台湾人で旅館が倒産しそうだ』と京都の西陣叶屋」を掲載した。

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日本を訪れる台湾人観光客は年間200万人を突破した。日本観光業界にとっては大切なお客様だが、思わぬ被害を被っている宿があるという。それが築80年の京町家を使った簡易宿、西陣叶屋だ。

雰囲気のある建物に格安の料金で台湾人にも人気の西陣叶屋だが、とりあえず予約を入れて直前になってキャンセルする人が続出しているという。ETTodayの取材に答えた西陣叶屋関係者は、開業した06年から台湾人のキャンセルは年80〜100泊に達していたが、直近1年では150泊に達していると告白。やむをえず予約金の支払いをお願いすることになったと明かしている。

西陣叶屋公式サイトには「台湾人旅行者は14年に150泊のキャンセルがありました。そこで台湾人だけを対象に予約金を徴収させていただきます。あなたたちはわれわれを殺そうというのですか？」との文章が掲載されている。（翻訳・編集/KT）