2014年10月15日、RFI中国語版は記事「習近平は香港抗議活動に“絶対譲歩するな”と指示か、チベット・新疆のモデルになることを恐れる」を掲載した。

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ロイター通信は15日夜、中国政府トップに近い消息筋のコメントを報じた。記事によると、習近平（シー・ジンピン）国家主席は国家安全委委員会会議において、香港の抗議活動について「絶対に譲歩しない」との指導部決定を伝えた。香港で譲歩すればチベット自治区や新疆ウイグル自治区などの他の地域に抗議活動が広がりかねないと警戒している。ただし人民解放軍の出動は最後の手段であり、殺人、放火、略奪などの混乱が生じた時のみ出動させる方針が確認された。

習主席はこれまでにも繰り返し欧米式民主主義を受け入れないと表明してきた。民主主義には欧米式しかないという考えは間違いだと強調しており、香港の抗議活動についても妥協する余地は示していない。（翻訳・編集/KT）