「本校の娘婿がノーベル賞受賞」掲示で物議の中学校、掲示板撤去の意向はないと表明、宣伝目的は否定―中国

Record China    2014年10月17日(金) 6時10分

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15日、中国の中学校が、今年のノーベル化学賞を受賞したエリック・ベッチグ氏の夫人が同校出身であることにちなみ、「本校の娘婿のノーベル化学賞受賞を祝福する」と校内に掲示し物議を醸している。学校側は掲示板を撤去する意向はないことを明らかにした。

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2014年10月15日、中国安徽省蚌埠市の中学校が、今年のノーベル化学賞を受賞したエリック・ベッチグ氏(米)の夫人が同校出身であることにちなみ、「本校の娘婿のノーベル化学賞受賞を祝福する」と校内に掲示し、インターネット上で物議を醸している。

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ネット上には「この学校は受賞者本人と関係がない」として学校側の「便乗」を批判する声が相次いだ。

安徽商報によると、この騒動を受け、学校側は取材に応じ、掲示をした理由について、「うれしさ、光栄、自慢から」とし、「宣伝目的」は否定した上で、掲示板を撤去する意向はないことを明らかにした。

報道によると、蚌埠市出身の夫人・吉娜(ジーナー)さんは、蚌埠一中で中学・高校時代を過ごし、中国科学技術大学化学物理学科に進学。卒業後は、中国科学院化学研究所の実験室勤務(1999〜2000年)を経て、米カリフォルニア大学バークレー校に留学。研究活動を通じて、ベッチグ氏と知り合った。(翻訳・編集/NY)

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