落書きに立ち小便、パンダが大暴れ=中国人にマナー教える公共広告―米メディア

Record China    2014年10月19日(日) 22時41分

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16日、米フォックスニュースは、中国の不思議なテレビ用公共広告について報じた。ゴミのポイ捨て、落書き、そして立ち小便とマナー違反をやりまくるパンダの姿を写した奇妙な広告が話題となっている。

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2014年10月16日、米フォックスニュースは、中国の不思議なテレビ用公共広告について報じた。18日付で環球時報が伝えた。

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問題の公共広告は中国人海外旅行客にマナーを守るよう訴えるのがテーマだ。1分弱の広告にはオーストラリアの観光地を訪れるパンダの姿が映し出されている、だがこのパンダは、ベンチで寝転んだり、ゴミをポイ捨てしたり、木に落書きしたり、他人が記念撮影している場所に割り込んだり、はたまた立ち小便をしたりと、暴虐の限りを尽くしている。そして最後に「良きパンダになろう、良き旅行者になろう」とのメッセージが映し出される。

この広告は、クリエイティブな広告を手がける企業・DDB中国が、中国中央テレビ(CCTV)の依頼を受けて制作したもの。CCTVでは現在、同広告は放映されていないというが、あまりに奇妙な内容が海外メディアの目にとまり話題となってしまった。

中国では、中国人海外旅行客のマナー違反が社会的な関心事となっている。中国の国家イメージ低下にもつながりかねないとして、当局は60ページもある長大なマナー普及パンフレットを作成するなど対策に乗り出している。(翻訳・編集/KT)

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