2014年10月19日、米ボイス・オブ・アメリカ（VOA）は、ベトナム商工会議所（VCCI）が低質で安全性に問題のある中国製品のボイコットを呼びかけたと伝えた。

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VCCIは消費者にベトナム製品の使用を促している。VOAはこうした動きについて「南シナ海における中国の動きに反対する愛国心の表れだ」と指摘した。

VCCIのブ・ティエン・ロク会長はVOAの取材に対し、「すべての中国製品をボイコットするよう市民に求めているわけではない。価格が適正で安全な国産品を第一候補とすべきだ」と述べた。

ベトナム国内では共産党を中心に、中国への経済依存を減らすべきだとの声が上がっている。中国は先ごろ、ベトナムと領有権を争う南シナ海・西沙（パラセル）諸島の周辺海域に石油掘削装置（リグ）を設置した。（翻訳・編集/NY）