2014年10月21日、日本の女性閣僚2人が相次いで辞任を表明したことに、中国ネットユーザーが注目している。

【その他の写真】

小渕優子経産相は、関連する政治団体に不明朗な収支が発覚したことを受け、20日午前、安倍首相に辞表を提出。さらに、松島みどり法相も地元選挙区で「うちわ」を配布したことが問題となり、辞任の意向を固めた。同ニュースについて中国ネットユーザーがコメントを寄せている。

「うちわを配っただけで閣僚が辞任。この国が発展しないわけがない」

「中国に自ら辞任する官僚はいるだろうか、これが日本との差だろうな」

「日本の政治家は自覚がある。中国のように厚顔ではない」

「中国は日本を見習え！」

「閣僚2人の辞任は、日本が腐敗に対して確固たる信念を持っていることを示している。日本の政党や内閣に腐敗は定着しないということなのだ」

「日本や韓国は男社会だったが、今や女性が大統領になり、政治の中心的役割を担っている。はあ〜、中国の封建はいつになったら終わるのだろうか」

「日本は“政治潔癖”だな」

「いきなり閣僚が2人も辞任するなんて、安倍内閣の先行きは不安だな」

「この程度で閣僚が辞任？周りのあらさがしが過ぎると思う」

「こんなささいなことで辞任するなんて、大局の安定を重視していない証拠だ。日本人の視野は狭すぎる」

中国版ツイッターに寄せられたコメントには、日本の政治が潔癖すぎると否定的な意見もあったが、多くは日本の透明な政治と自覚ある政治家に対する肯定的な意見や、日中を比較して自国の政治に落胆する意見だった。（翻訳・編集/内山）