<香港デモ>民主派反対の映画監督が中国国営テレビに登場=「デモ参加者は市民代表ではない」―中国

Record China    2014年10月24日(金) 1時35分

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21日、香港の民主派による抗議行動に反対しているバリー・ウォン監督が、中国の国営・中央テレビのニュース番組に出演した。写真はバリー・ウォン監督。

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2014年10月21日、香港の民主派による抗議行動に反対しているバリー・ウォン(王晶)監督が、中国の国営・中央テレビ(CCTV)のニュース番組に登場した。人民網が伝えた。

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「ゴッドギャンブラー」や「シティハンター」などで知られる、香港娯楽映画の第一人者のバリー・ウォン監督。このほど中国版ツイッターで、民主派デモを支持するタレントを名指しで批判し、大きな話題を集めた。

21日、中央テレビのニュース番組が、バリー・ウォン監督へのインタビューを放送。この中でウォン監督は、「街中に寝そべっているのは、香港市民の代表ではない」として、抗議行動への反対を語った。

抗議活動を遠巻きに眺めたというウォン監督は、「この1カ月、見慣れた香港ではなくなっている。社会の秩序が乱れ、正常な生活ができない。みんな被害を受けている」と困惑を語った。さらに、「民主とは1日で成るものではない。成熟し、理性を持った社会がまずは必要だ。そういった条件下の社会でないと民主を受け入れられず、逆に災難をもたらすだけ」と話している。

民主派デモへの反対を明らかにしたことで、社会的な影響があるかについては、「大きな支持を集めた」と自らの発言に自信を見せている。さらにデモについて、「彼らが自分たちの望みをかなえるために、どうしてわれわれが苦痛を強いられなければならないのか?」と疑問を投げかけており、「君らが欲しいものは、決してわれわれが欲しいものではない。われわれは平和で安心して暮らせる香港が欲しいだけだ」と、“反対派”を代表しての意見を述べている。(翻訳・編集/Mathilda

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