2014年10月22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国企画財政部のチェ・ギョンファン長官は北京で、中韓間のいくつかの問題に関する意見の相違を減らすことができれば、韓国は中国が推進しているアジアインフラ投資銀行（AIIB）に参加する意思があると明らかにした。中国経済網が伝えた。

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チェ長官は、「韓国政府は、アジアインフラ投資銀行はガバナンスなどの健全性が不十分だとして、中国側に対応を求めている」とし、「国際金融機関の合理性がわれわれの先決条件であり、この問題が解決されなければ、アジアインフラ投資銀行への参加はない」とした。

聯合ニュースは、韓国が懸念する問題は主に、「アジアインフラ投資銀行の株式の大部分を中国が握れば韓国は発言力を行使できないこと」「設立の目的が米国の東南アジアにおける影響力を削ぐことであれば米国の対応を考慮する必要が生じること」「韓国経済にいかなる利益がもたらされるのか」の3点にあると分析。米国家安全委員会は7月、アジアインフラ投資銀行への参加に慎重になるよう韓国に呼びかけている。（翻訳・編集/岡田）