政治家138人が二重に報酬受け取り、議員の矛盾する行為に韓国世論は反発―韓国メディア

Record China    2014年10月28日(火) 13時50分

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27日、韓国・朝鮮日報は、韓国の政治家138人が給与と公務員年金の二重の報酬を受け取っていると報じた。これについて、韓国社会では疑問の声が上がっている。写真は韓国ウォン。

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2014年10月27日、韓国・朝鮮日報は、韓国の政治家138人が給与と公務員年金の二重の報酬を受け取っていると報じた。政治家が財政赤字を掲げて公務員の年金削減に着手している一方で、自らは二重に報酬を受け取っていたことについて、韓国社会では疑問の声が上がっている。28日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国の「公務員年金法」によると、公務員の年金受領資格を得た後に公務員を離職・退職した人が総理大臣や閣僚などの選挙によらない公務員に任命された場合、在職期間中は公務員年金の全額を受領してはならない。国会議員や知事などの選挙によって選ばれる職務や民間企業に再就職した場合は公務員年金を50%まで受領できる。

報道によれば、二重に報酬を得ていたのは国会議員38人、地方首長93人など。国会議員は毎月1000万ウォン(約100万円)以上の議員報酬のほか、平均178万5000ウォン(約18万円)の公務員年金を受け取っていた。在職議員の公務員年金受領は現行法下では問題ないものの、現在韓国国会では公務員の年金を大幅に削減する法律が審議されている最中であり、政治家の二重報酬は妥当性に欠けるとの声が上がっている。(翻訳・編集/YM)

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