ジョン・ウー監督、金城武の名演技に感動!「中国版タイタニック」は12月公開―台湾

Record China    2014年10月29日(水) 12時40分

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28日、香港のジョン・ウー監督が、今年12月公開の最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)に出演した俳優の金城武について語った。

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2014年10月28日、香港のジョン・ウー(呉宇森)監督が、今年12月公開の最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)に出演した俳優の金城武について語った。NOWnewsが伝えた。

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「男たちの挽歌」や「レッドクリフ」で知られるジョン・ウー監督の最新作「THE CROSSING」は、“中国版タイタニック”と呼ばれるラブロマンス作品。「レッドクリフ」と同じく前後編仕立てとなり、前編の「太平輪:乱世浮生」が中国で12月2日から、台湾では同5日から公開される。

28日、台湾メディアのインタビューに答えたジョン・ウー監督が、日本軍に徴用された台湾人医学生を演じた金城武について語った。台湾語と日本語で演じている金城だが、「台湾人の個性を表現できる役を待っていた」と、この映画が待望の作品だったことを監督に語ったという。

ウー監督によると、劇中で弟役の俳優トニー・ヤン(楊祐寧)と語り合うシーンで、金城が自らセリフを加えたという。話しながら号泣する兄弟2人の演技を見て、「台湾語なので何を言っているか分からないが、とても心を打たれた」と、名シーンの1つとして語っている。

撮影中、金城から倒れた木の写真を見せられたというウー監督。これは台湾・台東にあるもので、かつてCM撮影に使われたことから「金城武の木」と名付けられた。観光名所にもなっていたが台風で倒れてしまい、悲しんだ金城が写真を見せてくれたもの。その時の様子についてウー監督は、「かなり無邪気だ」と話していた。(翻訳・編集/Mathilda)

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