韓国大ヒットの抗日映画「鳴梁」、監督は日本公開を希望も、日本で「上映は難しい」の声―日本メディア

Record China    2014年10月30日(木) 10時59分

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29日、韓国で大ヒットした、映画「鳴梁」のキム・ハンミン監督は日本公開を希望しているが、日本では「上映は難しい」との声が聞こえている。写真は都内の映画館。

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2014年10月29日、韓国で大ヒットした、李舜臣(イ・スンシン)将軍率いる朝鮮水軍が豊臣軍を撃退する活躍を描いた映画「鳴梁」は、中国でも公開が決定しており、キム・ハンミン監督は、「日本人も韓国人も、歴史を主体的に学ぶべきだ。歴史を知ってこそ本当の意思疎通ができる」と述べ、「鳴梁」の日本公開を希望している。これに関して日本の視聴者から、「日本での上映は難しい」との声が聞こえている。環球時報(電子版)が日本メディアの報道を引用し伝えた。以下はその概要。

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日本の大河ドラマ「軍師官兵衛」では日韓の歴史関係を考慮し、日朝の戦闘場面は最小限に抑えているが、「鳴梁」のほか、李舜臣を題材にした韓国のドラマでは豊臣軍と中国・朝鮮軍の激しい戦いが描かれることが多い。

日本の視聴者は「1つの歴史に対し、日本は日韓関係を考慮し双方の衝突の表現を避けているのに対し、韓国のドラマや映画は日本を打ち破った英雄の活躍を中心的に表現するなど、両国の表現は真逆だといっても過言ではない。そのため、『鳴梁』が日本で上映する可能性は低い」と指摘した。(翻訳・編集/内山)

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