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中国農業部は10日、2010年までに生鮮食品の検査合格率を96%以上に向上させると発表。11日には国家品質監督検査検疫総局が問題企業を輸出停止処分にするなど、食品検査の強化が進められている。
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2007年7月10日、中国農業部市場経済情報課・張延秋副課長は2010年までに生鮮食品の検査合格率を96%以上にすると目標を語った。今年4月に全国37都市で行われた野菜の残留農薬検査では合格率は94.3%、22都市で行われた海産物の抗生物質検査では99.4%が合格だったという。
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11日には国家品質監督検査検疫総局が問題のある企業33社を輸出停止処分とした。うち11社が日本向けにウナギなどを輸出していた。
国際世論の厳しい批判の中、中国政府は自国産食品の安全性を訴えるため次々と管理強化策を打ち出しているが、ここまで大きくなった消費者の疑惑を払拭できるかはまだ不透明だ。(翻訳・編集/KT)
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