Record China 2014年11月2日(日) 1時50分
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31日、韓国・朝鮮日報によると、脱北者のイ・ミンボク氏が「北朝鮮へのビラ飛ばしを妨害するのは不当だ」として、国家を相手取り損害賠償訴訟を起こした。北朝鮮へのビラ制止をめぐる初の訴訟について韓国のネットユーザーが多数のコメントを寄せている。写真は北朝鮮。
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2014年10月31日、韓国・朝鮮日報によると、韓国政府が北朝鮮へのビラ飛ばしを制止する法的根拠はないと表明した中、脱北者のイ・ミンボク氏(57)が「北朝鮮へのビラ飛ばし活動を妨害するのは不当だ」として、国家を相手取り損害賠償訴訟を起こした。脱北者が北朝鮮へのビラ飛ばし制止をめぐり訴訟を起こしたのは初めて。
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30日、議政府地裁の発表によると、イ氏は今年6月「警察などが北朝鮮へのビラ飛ばしを妨害し、精神的被害を受けた」とし、5000万ウォン(約500万円)の賠償を求める訴訟を起こした。イ氏は訴状に「警察が身辺保護の名目で監視を続け、地域住民にビラ飛ばし計画を知らせるなどの妨害を受けた」と明かした。また、「警察の行きすぎた統制と監視により、外部団体からのビラ飛ばしへの支援金が減り、ストレスに耐えかねた妻と離婚に追い込まれた」と主張した。
これについて、韓国のネットユーザーは次のような反応を示している。
「過去の全斗煥独裁政権下で民主化を叫んでビラをまいたように、北朝鮮の独裁政権下で抑圧される人々のためにビラを飛ばすべきだ」
「北朝鮮の民主化のために、もっとビラを飛ばすべきだ」
「故郷救済のために、脱北者には頑張ってほしい」
「秩序を守るべき警察が、住民と団体の対立を助長しているのはおかしい」
「そんなにビラを読ませたければ、船に乗って北朝鮮領海に向けて飛ばせばいい」
「どうぞ北朝鮮に行って渡してあげてください。韓国ではやめて。迷惑です」
「ビラを飛ばしても北朝鮮は変わらない。誰の助けにもならない」
「ビラを飛ばして、帰って来るのは自由ではなく対立。ビラのせいで軍事境界線に立つ韓国の青年たちの命が危険にさらされる」
「支援金?風船を作るのにそんなにお金がいるの?」(翻訳・編集/雲間草)
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