不正高官の摘発喜び、共産党をたたえた市民10人以上を逮捕、中国ネット「共産党をたたえるのは罪なのか」

Record China    2014年11月3日(月) 23時3分

拡大

3日、山西省大同市委書記が重大な規律違反で当局の捜査を受けているとの報道に喜んだ市民が市委庁舎前で祝ったところ、10人以上が社会秩序を乱したとして逮捕された。写真は中国共産党旗。

(1 / 2 枚)

2014年11月3日、中国江蘇網によると、山西省大同市委書記が重大な規律違反で当局の捜査を受けているとの報道に喜んだ市民が、市委庁舎前でこれを祝ったところ、10人以上が社会秩序を乱したとして逮捕された。

その他の写真

10月15日、豊立祥(フォン・リーシアン)山西省大同市委書記が当局の捜査を受けていると報じられると、市内各所で爆竹が鳴り響き、市委庁舎前には多くの市民が集まった。53歳の趙さんは豊立祥の政敵とみなされていた元大同市長の熱烈な支持者。市委庁舎前で国旗を振りながら、「共産党を支持する」と叫んだけで逮捕されたという。他にも、15〜19日に市委庁舎前で国歌を歌う、垂れ幕を持つ、爆竹を鳴らすなどの行為をした市民や、それを見ていた市民少なくとも10人以上が、群集を扇動して社会秩序を乱した容疑で公安局に逮捕されている。逮捕者にはそれぞれの行為の内容に応じて3〜15日間の拘留処分が下された。この報道に中国のネットユーザーは猛反発し、コメントを寄せている。

「国歌を歌い、共産党をたたえるのは罪なんだね。よくわかったよ」

「いつだって捕まるのは善良な市民」

「不正高官が逮捕されて市民が喜ぶのは当然だろ」

「家に国旗があるんだけど、外で振ったら逮捕されるの?」

「法治国家への道のりは遠い」(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携