明治大学で京劇の授業、文化理解の一助に―中国メディア

Record China    2014年11月7日(金) 10時33分

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3日、明治大学法学部では、京劇の授業が取り入れられている。学生らはきらびやかな衣装に身をつつみ、京劇の隈取で颯爽と登場した。

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2014年11月3日、明治大学法学部では京劇の授業が取り入れられている。今月1日、授業の様子を取材したところ、大学生らはきらびやかな衣装に身をつつみ、京劇の隈取で颯爽と登場。早足に動く仕草や、見得を切る姿、刀や槍を振り回す演技など、どれも板についていた。新華網が伝えた。

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京劇役者の魯大鳴(ルー・ダーミン)氏が明治大学で京劇の授業を受け持つのは今年で10年目。1年間の授業のうち、前期は京劇を中心に中国演劇の基礎知識を主に学び、後期は舞台での実践を通して、京劇の歌、セリフ、仕草などの基本演技を学ぶ。

京劇を体験するのはこの授業が初めてという学生も多い。生徒のひとりは「京劇の授業に参加するまでは京劇を観賞したことがなかった。今では京劇だけでなく、中国に関するニュースにも興味を持つようになった。中国の文化とのつながりができたように感じる」と語る。また、2人の男子学生は、休み中に中国旅行に行く計画を立てているといい、「北京で本場の京劇をぜひ見たい」と語った。

魯氏は「日本の大学生は日本社会の未来を背負って立つ人材。学生が京劇をきっかけに、中国文化を理解し、身近に感じてくれれば」と語り、「授業の成果が現れるのは20−30年後になるかもしれない。でも、『京劇を学んだことがある、京劇を知っている』という人が増えてくれれば、私の仕事には価値があると言える」と結んだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/kojima)

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