2014年11月3日、中国・北京市では、今月10、11日に開かれるアジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議を前に、車両規制を実施した。規制は3〜12日まで行われ、ナンバー末尾が偶数か奇数かで分けられ、1日ごとに走行するよう求められている。さらに、影響は宅配業者にも及んでおり、規制期間中は配送が遅れる可能性もある。

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中国では11月11日が「独身の日」で、この日に多くのショッピングサイトがセールを行うため、数多い独身男性がオンラインショッピングを利用する。今年は独身の日がAPECの期間中にあるため、宅配業者の配送が遅れれば、多くの人に影響を与える。

これに関して中国のネットでは、「たかが会議で庶民の生活に大きな影響を与えるなんて、頭にくるな」「これは明らかに庶民の生活に迷惑をかけている。なぜ庶民が政府の特権の犠牲にならなければいけないんだ？」「外国の指導者が中国で会議するとはいえ、交通に規制がかかったり配達物が遅れたりと、しわ寄せが庶民にくるなんて理解できない」「政府はいつもそうだ。つまらない理由で国民の権利を奪っている」と、政府に対する不満が多く聞かれている。（翻訳・編集/内山）

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