Record China 2007年7月13日(金) 10時28分
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人民網の報道によると、中国当局は洞庭湖のネズミ被害について、今月中旬に再び大移動する可能性が高まったとして警戒を呼びかけている。
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先日来お伝えしている洞庭湖のネズミ被害について、2007年7月12日人民網の報道によると、農業部は今月中旬に再び大移動する可能性が高まったとして警戒を呼びかけている。同地区のネズミ発生数を観測した結果、この20年で最も密度が高くなっていることが分かったという。
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今年は3年ぶりに洞庭湖の水位が大幅に上昇し、中州が水没。住みかを失った無数のネズミが堤防沿いに移動を始め、農地に被害をもたらしている。そこで同部は堤防の周りに溝を掘り、壁を巡らせてネズミを誘導し、集中捕獲するよう指導している。
同部はネズミ撲滅のために1000万元(約1億6000万円)を拠出、専門家による対策チームを組織し、現地の指導に当たっている。また現地政府も緊急支援として殺鼠剤や毒餌を購入し、死骸の処理も行う。
今回の緊急事態に便乗する形で、ニセの殺鼠剤や粗悪品が出回る可能性が出てきたとして、同部は殺鼠剤市場に対しても管理監督を強化しているという。(翻訳・編集/WF)
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