2014年11月5日、中国国営テレビによる国民的お正月特番「春節晩会」で、来年はジャッキー・チェンおよび俳優チャン・グオリー（張国立）が出演不可能だろうと報じられている。網易が伝えた。

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中国中央テレビ（CCTV）が旧暦の大みそかに放送する毎年恒例のお正月特番「春節晩会」。今年2月の放送では、テレビ放送とネット配信を合わせて約8億人が視聴したというお化け番組だ。

中華圏タレントにとって大きなステータスとなる「春節晩会」だが、来年の放送ではジャッキー・チェンと国民的俳優チャン・グオリーの出演は無理だろうと報じられている。今年夏にチャン・グオリーの息子で俳優のチャン・モー（張黙）と、ジャッキーの息子で俳優のジェイシー・チャン（房祖名）が大麻使用のため、それぞれ逮捕されているのが理由だ。

年を追うごとに派手になる「春節晩会」について、CCTVでは今年からスリム化することを発表。来年の放送では「3つの鉄則」として、「低俗」「格調高くないもの」「道徳的に問題のあるタレント」を排斥するとしている。この出演基準に触れるタレントとして、2人の名前が真っ先に挙がった。

特にジャッキーは番組の常連として、演武などのパフォーマンスで毎年好評を博してきた。中国メディアは「もしオファーがあっても、2人の父親は自粛するだろう」と伝えている。（翻訳・編集/Mathilda）