韓国で中国語ブーム、中国語検定に延べ10万人参加へ―中国メディア

Record China    2014年11月8日(土) 19時19分

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6日、韓国の求職サイトの調査によると、韓国では最近5年、人材募集の際「中国語を話せる方優先」と記す企業が増加するなど、中国語を話せる学生が優遇されるようになっている。

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2014年11月6日、韓国の求職サイトの調査によると、韓国では最近5年、人材募集の際「中国語を話せる方優先」と記す企業が増加するなど、中国語を話せる学生が優遇されるようになっている。また、各企業では、中国語の研修が重要事項となっている。

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韓国の漢語水平考試(HSK)事務局の梁美京(リアン・メイジン)局長は取材に対して、「HSKが海外でも実施されるようになって以降、韓国の受験者数が常にトップをキープしている。2013年は8万5000人に達し、14年は延べ10万人を超えると予想されている」と語った。

05年、韓国の大学の入学試験において、最も多かった第二外国語の試験は、日本語、フランス語、ドイツ語で、同3言語だけで全体の3分の2を占めていた。しかし、最近では、中国語の授業を設置している普通高校の比率が00年の8.8%から12年の36.8%に急増するなど、第二言語として中国語を教える高校が激増している。

また、中国語を教える各種語学学校も雨後の筍の勢いで増加し、英語の語学学校としのぎを削っている。そのほか、語学を確実に習得するために、高校卒業後に、中国の大学に進学する学生も増加している。

中国語ブームは、中国語教材の売り上げ増加にもつながっている。韓国のある大型書店を訪れると、中国語コーナーで多くの人が、教材や試験の対策本などを品定めしていた。ネット上でも、中国語の教材は、これまで一人勝ち状態だった英語の教材の地位を脅かす存在になっている。

韓国メディアの報道によると、韓国国内の中国語教育市場は毎年平均20%増の速度で成長を続けており、13年にその規模は5000〜6000億ウォン(約550〜660億円)規模に達した。ある教育専門家は取材に対して、「韓国と中国の各分野の交流が密接になっているため、中国語ブームはまだまだつづくだろう」と予測した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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