環境を破壊する中国の密漁船、「地球は一つ、中国人が守れないなら…」―中国専門家が中国人の本音を語る

Record China    2014年11月8日(土) 7時14分

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7日、中国漁船が台風を避けるために日本領海内に停泊し、日本の海上保安庁がそれを認めたことに対し日中関係に詳しい、中国専門家は「非常に素晴らしい対応」と称えている。写真は福建省の漁師村。

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2014年11月7日、中国漁船が台風を避けるために日本領海内に停泊し、日本の海上保安庁がそれを認めたことに対し日中関係に詳しい、中国専門家は「非常に素晴らしい対応」と称えている。

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6日、赤サンゴの密漁船と思われる中国漁船13隻が、台風20号を避けるため、小笠原諸島周辺の日本領海内に事前通報せずに停泊。日本海保は人道上の観点から領海内への避難を認めた。

中国の専門家は、「サンゴの密漁船と思われる中国漁船の日本領海内侵入に、日本政府は中国政府に抗議しているが、今回日本の一連の対応は人道的な考えに則り行われた、『礼節や利益を伴った、節度ある対応』といえるだろう。これは韓国やロシア北朝鮮に比べるとより人道的な対応だ。菅政権時に比べれば大分改善された」と指摘する。

このほか、この専門家は「今回の事件は領土問題ではなく、中国漁師による自然破壊。中国近海はすでに環境が破壊され、その毒牙が他国に向けられていることに中国では批判的な声が多い。反日デモが起きた2012年は、中国のネットで反日的な声が大きかったのに対し、今回の事件に関しては大半が中国の漁師を批判している。中国の国営系メディアである環球時報は『中国漁民を乱暴に扱ってはいけない』と報道で日本に忠告したが、これに対しても批判が集まった。今回の事件に関して中国人は、『海はそれぞれの国が管理しているが、地球は1つしかない。中国人が環境を守れないのなら、日本人に管理してもらおう』と中国漁師の行為に怒りを覚える人が多い」と中国国内の内情を紹介した。(編集/内山)

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