米家電大手ワールプールが合肥三洋を買収、アジア最大の生産拠点に―中国紙

Record China    2014年11月11日(火) 19時5分

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9日、中国商務部、中国証券監督管理委員会など関連部門の一連の審査・認可を受けて、米国の白物家電大手ワールプールが中国のA株上場企業の合肥三洋を買収して設立した新会社・恵而浦(中国)有限公司がこのほど正式に発足した。資料写真。

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2014年11月9日、中国商務部、中国証券監督管理委員会(証監会)など関連部門の一連の審査・認可を受けて、米国の白物家電大手ワールプールが中国のA株上場企業の合肥三洋を買収して設立した新会社・恵而浦(中国)有限公司がこのほど正式に発足した。このことは、103年の歴史をもつ米家電大手が合併買収(M&A)を通じて中国家電産業に参入し、A株市場への上陸を果たしたことを意味する。新会社の金友華(ジン・ヨウホア)董事長(会長)は、「将来はA株上場企業の『合肥三洋』は『恵而浦』に名前を変えることになる。海外ブランドの名前がついた初めてのA株銘柄になる」と話す。北京青年報が伝えた。

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合肥三洋は中国家電企業の栄事達と日本の三洋電機との合弁企業。日本のパナソニックが今年、保有する合肥三洋株をすべてワールプールに売却して手を引いたことにより、ワールプールは51%の株式を保有して合肥三洋の筆頭株主に躍り出た。新会社は「ワールプール」ブランドを擁するだけでなく、今回の買収を通じて合肥三洋の傘下にあった「サンヨー」、「栄事達」、「帝度」の3ブランドも留保することになった。また安徽省合肥市にある生産基地はワールプールが米国以外で所有する最大の生産拠点になった。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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