日中首脳が3年ぶり会談=「海上連絡メカニズム」構築で一致、戦略的互恵へあらゆる分野で対話促進―北京市

Record China    2014年11月10日(月) 14時40分

拡大

10日、安倍首相は中国の習近平国家主席と北京の人民大会堂で会談。日中の「戦略的互恵関係」をさらに推進し、関係改善を目指すことで一致した。尖閣諸島をめぐる対立や、安倍首相の靖国参拝などで冷え込んだ日中関係の改善への契機になると期待される。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年11月10日、安倍晋三首相は中国の習近平国家主席と北京の人民大会堂で会談した。両首脳は日中の「戦略的互恵関係」をさらに推進し、冷え込んだ関係の改善を目指すことで一致。尖閣諸島をめぐる対立や、安倍首相の靖国神社参拝などで冷え込んだ日中関係を改善する契機になると期待される。

その他の写真

会談終了後、安倍首相は「日中両国が戦略的互恵関係の原点に立ち戻り、関係改善の第一歩となる」と強調。その上で、「静かな努力を重ねてきた。アジアの国々だけでなく多くの国々が日中両国で首脳間の対話がなされることを期待していた。そうした期待に応えることができた」と語った。また日中両政府が海や空での偶発的な衝突を防ぐ「海上連絡メカニズム」の構築に向けて「実施に向けて具体的、事務的な作業にはいることになる」とも述べた。

日本の首相と中国主席との公式会談は、2011年12月に野田佳彦胡錦濤両氏が行って以来約3年ぶり。今回の会談をきっかけに、両政府は政治、経済、安全保障などあらゆる分野で対話を促進させる方針だ。(取材・編集/SK)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携