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10日、中国映画に対するクオータ制が導入されている台湾で、今後は海外映画祭の受賞作についてはこの制度外とし、一般公開されることになった。
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2014年11月10日、中国映画に対するクオータ制が導入されている台湾で、今後は海外映画祭の受賞作についてはこの制度外とし、一般公開されることになった。中国の映画情報サイト・時光網が伝えた。
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10日、台湾文化部が「電影法」の修正を発表したもの。中国映画について今後、カンヌやベルリンといった欧州3大映画祭をはじめ、米アカデミー賞、さらに台湾最大の映画アワード・金馬奨で最優秀作品賞や監督賞を受賞した場合、台湾での一般公開が認められることになった。
台湾では現在、中国映画に対して厳しい輸入割当規制を敷いており、一般公開できるのは年間10本までとなっている。しかも、ふるいにかけた作品から、さらに抽選で上映作品が選出される。このため、今年の台湾で上映されたのは、「摩登年代」「一生一世」など、中国国内で興行がふるわなかった作品がほとんど。チャン・イーモウ(張芸謀)監督の「帰来」、アン・ホイ(許鞍華)監督の「黄金時代」など、海外でも話題作になった作品はいずれも台湾で公開のチャンスを逃している。(翻訳・編集/Mathilda)
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