日米の“対中”共同演習に韓国中尉が参加で物議=「中国の反応を考慮しないとどうなるか…」―韓国メディア

Record China    2014年11月13日(木) 11時1分

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12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府関係者は、今月8日から行われている日米の共同演習に韓国の連合参謀本部と国防部から2〜3人の中尉が観察員として参加していることを明かした。資料写真。

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2014年11月12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府関係者は、今月8日から行われている日米の共同演習に韓国の連合参謀本部と国防部から2〜3人の中尉が観察員として参加していることを明かした。しかし、この共同演習が離島防御を目的としたものであり、対中国を想定したものであることや日韓の間に竹島(韓国名:独島)の問題があることなどから、報道は韓国が参加するのはふさわしくないと指摘している。環球時報が伝えた。

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日本メディアによると、共同演習には、自衛隊から3万人、米軍からは1万人が参加し、南西諸島などに大規模な部隊を展開させる。尖閣諸島(中国名:釣魚島)や東シナ海で軍事力を拡大する中国を想定したものだ。同演習は2年ごとに行われており、2010年と2012年にも韓国から数人の中尉が派遣されている。

韓国の通信社・ニューシースは、「近年、日中は尖閣諸島をめぐって緊張状態にある。しかも、今回の演習は中国を念頭に置いたもの。韓国がこれに参加するのは適当だろうか?日中に挟まれた韓国は、中国の反応を考慮しないわけにはいかない。中韓が関係を確固たるものにしていく中で、日米による中国の“侵略”を防ぐ演習に参加すれば、どんな影響がもたらされるかわからない」と指摘している。(翻訳・編集/TK)

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