中韓FTA、「日本は傍観するな」=米国主導のTPPよりアジア的な色彩―米華字メディア

Record China    2014年11月14日(金) 9時38分

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13日、中国と韓国の自由貿易協定(FTA)締結合意について、米華字メディア・米国僑報網は「日本は傍観してはならない」と伝えた。写真は韓国の水産市場。

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2014年11月13日、中国新聞社によると、中国と韓国の自由貿易協定(FTA)締結合意について、米華字メディア・米国僑報網は「日本は傍観してはならない」と伝えた。

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中国と韓国は12年5月以降、幅広い分野をカバーするFTA締結に向け協議を続けてきた。中韓の協議は中国経済をさらに開放するだけでなく、アジア・太平洋地域の自由貿易区構築に対しても重要な意義を持つ。中国はそれを主導、推進し、自由貿易区を「アジア的な色彩」を持つよう導いていく。

日中韓3カ国のFTA締結において、最も大きな障害となるのは農業分野だ。日韓ともに農業は積極的に自国産業を保護する分野であり、市場をいったん開放すれば外国から大きな打撃を受ける可能性がある。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉でも大きな障害となっている。

日本は日中韓の自由貿易区への関心が薄い。政治的に冷え切った関係の影響で、米国主導のTPPに重心をシフトしている。しかし、日本経済がアジアに対する影響力を高める中、アジア自由貿易区を軽視することはできないだろう。(翻訳・編集/AA)

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