晴れた日にしかできないテスト、学生1200人が校庭で一斉受験、教員80人が望遠鏡で監視―中国

Record China    2014年11月19日(水) 18時17分

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17日、陝西省宝鶏市の専門学校の校庭でこのほど、学生約1200人が参加した学力テストが行われた。教員80人が望遠鏡やビデオカメラを準備し、試験監督に臨んだ。

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2014年11月17日、北京青年報によると、中国陝西省宝鶏市の専門学校でこのほど、学生約1200人が一斉参加した学力テストが行われた。テスト会場は校庭で、カンニング防止のため教員80人が望遠鏡やビデオカメラ、脚立などを準備し、試験監督に臨んだ。

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大規模な学力テストが行われたのは今月13日。同校の教務主任によると、このようなテストは10年前から毎年春と秋の2回実施している。学力テストの目的は卒業後の学生たちの就職先を成績順で割り当てるためだ。校庭での一斉受験の目的は、厳粛な雰囲気を作り上げることとカンニング防止にあるという。広い校庭に机や椅子を並べて学生1200人が屋外で一斉に受験するため、当日は晴れていなければならない。

「カンニングが発覚した場合、すべてのテストの成績が抹消される」と教務主任。机と机の間隔は2メートルで、学生が会場に持ち込めるのはペンのみだ。大学側の話によると、学生5000人が参加した学力テストが最多記録だという。(翻訳・編集/本郷)

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