2014年11月15日、韓国・SBSテレビによると、ソウル市にある南大門（正式名称は崇礼門）が韓国の国宝1号に指定されていることに対し、一部の市民が国宝番号変更の署名運動を展開し、議論を呼んでいる。

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市民は「南大門の国宝1号への指定は、日本統治時代に指定されたことに由来しており、国宝1号としてふさわしくない」「南大門は2008年に発生した放火事件で全焼し、その後再建された。文化遺産としての価値が大きく下がった南大門は、国宝としてふさわしくない」などと主張している。

これに対し、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「番号自体をなくせばいい」

「1番だから1番価値が高いの？その考えがおかしい」

「燃えたら価値がなくなるなんておかしな発想だ。全面的に日本のせいにすれば、もっと署名が集まる」

「国宝1号をこんなに適当に管理している国が他にある？他国は日差しや車道を避けて保管しているのに」

「しぶとく存在している女性家族部を1号に指定するのはどう？『こんな失敗をしないように』という教訓になる」

「番号変更に賛成する。記念すべき1号にはどう考えてもふさわしくない」

「番号は大切だ。日本、フランス、英国など、先進国の国宝1号はどれもその国を代表するものだ」

「日本人のせいで変な門が1号に指定された。ほかに素晴らしい文化財がたくさんあるのに」

「国宝はすべて大切だけど、韓国らしく訓民正音（文字体系ハングルの制定を記した書物）を1号にするべきだ」（翻訳・編集/篠田）