<中国食品>「海外メディアの報道は誇張」、一部除き中国製は安全と強調―当局者

Record China    2007年7月17日(火) 9時33分

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中国国家品質監督検査検疫総局の李長江局長は15日、北京、天津両市の工場を視察後、記者会見を開き、海外メディアによる中国製品の安全性に関する報道は事実に反した誇張だと批判。写真は李局長。

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2007年7月15日、国家品質監督検査検疫総局・李長江(リー・チャンジャン)局長、同局の李伝卿(リー・チュアンチン)共産党書記は北京市、天津市の食品加工工場、玩具工場、タイヤ工場を視察。中国製品の安全性に関して世界的に批判が高まるなか、安全性をアピールした。

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李局長は視察後、内外のメディアに対し「報道は事実に基づいておこなうべきだ」と指摘、一部の食品に関する安全問題を中国製食品全体の問題に拡大解釈したり、一部企業の問題を中国政府の問題と誇張することは許されないと語った。

李局長は「事実は何よりも雄弁だ」と語り、中国飲料大手・匯源社の事例を紹介した。同社は果汁製品輸出大手だが、ここ3年間のアメリカでの製品合格率は平均99%以上の極めて高い数字を誇っている。これに対して、中国で輸入しているアメリカ製食品はとわずかながらも99%を下回っており、海外メディアの中国バッシングとは正反対に、中国の大手企業はアメリカ製食品をも超える安全性を達成していると主張した。

李局長は一部の中国製食品に問題があることも認めつつも、それは違法企業による違法な輸出によるものであり、中国の食品業界全体の問題ではないと断言。今後、国家品質監督検査検疫総局は違法企業取り締まりのため管理を強化し、輸出食品の安全確保に尽力すると言明した。(翻訳・編集/KT)

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