世界で最も映画を観る韓国人、「ハリウッドより韓国映画」の愛国目線―中国メディア

Record China    2014年11月24日(月) 23時26分

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24日、鳳凰網は、「韓国はなぜ世界で最も映画を観る国になったのか?」と題した文章を掲載した。韓国では外国映画よりも国産映画が好まれるという。資料写真。

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2014年11月24日、鳳凰網は、「韓国はなぜ世界で最も映画を観る国になったのか?」と題した文章を掲載した。韓国では外国映画よりも国産映画が好まれるという。

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韓国映画振興委員会によると、今年8月韓国では国産映画の月間観客動員数が2500万人を超え、過去最高を記録した。特に国産の歴史映画が人気で、李舜臣を描いた「鳴梁」の観客動員数は上映18日目に「アバター」を軽々と追い越し1700万人を記録。世界的に見ても韓国では年間あたり1人平均4.12本(13年統計)の映画を観ており、3.88本の米国を抜いて世界で最も映画を観る国となっている。

韓国で人気があるのは国産映画だ。13年に上映された840本のうち国産映画は200本足らずだったが、年間観客動員数は1億2700万人以上、年間総売り上げの60%以上を占めた。この理由として、韓国映画には「報復、自殺、犯罪、学生映画」といったテーマが多く、韓国の「恨」という民族性にマッチすることが挙げられる。制作サイドも80年代の民主化運動に参加したスタッフや俳優が多く、現実的社会的な題材を好む傾向がある。

韓国映画は映画審議制度緩和に伴い外国映画の輸入が始まった15年ほど前から市場が活性化した。映画の商業化はヒット作をマネた、暗くて重い映画ばかりが作られるという問題も生んだ。韓国映画はハリウッド的要素を取り入れることに興味がないようだ。韓国人にとって「国家」の概念は日本や中国以上に重要で、ハリウッド的娯楽よりも大切にされている。(翻訳・編集/YM)

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