Record China 2014年11月25日(火) 11時54分
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24日、中国競泳界のエースである孫楊の薬物使用騒動に韓国メディアや韓国ネットユーザーから疑問の声が聞こえている。写真は孫楊。
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2014年11月24日、中国競泳界のエースである孫楊(スン・ヤン)の薬物使用騒動に韓国メディアや韓国ネットユーザーから疑問の声が聞こえている。香港・フェニックステレビ(電子版)が伝えた。
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孫は先般開催された仁川アジア大会で金メダル3個を獲得するなど、中国競泳界の英雄的存在。仁川アジア大会では萩野公介や韓国の朴泰桓(パク・テファン)とし烈なメダル争いを繰り広げた。
報道によると、今年5月に開催された仁川アジア大会代表選考会を兼ねた国内の試合で、孫は尿検査の結果、興奮剤のトリメタジジンの陽性反応が見られた。トリメタジジンは心臓の治療薬としても使用されており、2014年から「興奮剤」の一種として使用禁止薬物に指定されている。孫はトリメタジジンの陽性反応により罰金と3カ月間の出場停止処分を受けたという。
これに関して韓国メディアは、韓国・NEWS1は、なぜ今まで薬物使用を黙っていたのかと疑問を投げかけ、仁川アジア大会の出場資格についても異議を唱えている。
処分については、孫は心臓の治療薬として使用し、禁止薬物に指定されているとは知らなかったために3カ月という軽い処分が科せられたと伝えられている。これに関して韓国メディアは、「間違って飲んだのなら、なぜすぐに公式の場で説明しなかったのか。今になって発表するのは明らかにおかしい。故意に隠そうとしたのではないか?」と報じ、出場停止があけた1カ月後の仁川アジア大会で、孫が金メダル3個を獲得したことに疑問の声が聞こえている。
一方、韓国ネットユーザーからは、「孫楊は仁川アジア大会で朴泰桓を何度も下しているが、薬物に頼ったのか?やっぱり朴泰桓こそが偉大なスポーツ選手なのだ」「仁川アジア大会では孫楊と朴泰桓の友好的な関係を目にしただけに、孫の薬物使用には失望した」といった声が聞こえている。(翻訳・編集/内山)
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