中国、15年は50万人以上が海外留学へ=中高大学生が主体、国内の高等教育に見切りも―独紙

Record China    2014年11月29日(土) 18時27分

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24日、独紙ディ・ヴェルトは「『静かな革命』のさなかにある中国の中高大学生」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2014年11月24日、独紙ディ・ヴェルトは「『静かな革命』のさなかにある中国の中高大学生」と題する記事を掲載した。

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一つのブームが中国を変えることになる。中国では来年、50万人を超える学生が海外留学する。

この新しい留学熱は、中国の学生が国内の高等教育体系から逃れるための行動でもある。中国では毎年、700万人余りが大学を卒業するが、彼らの知識とスキルは現代社会と経済発展のニーズに適さない。海外で学ぶことで、独立で問題を解決する能力を養うことができる。

2009年までは、中国を出て海外で学ぶ学生の多くが大学院生だった。今ではその列に中高大学生が加わっている。米国に留学した中国人学生は2008年には10万人に満たなかった。5年後の今日では3倍に増え、その9割が自費留学生だ。

これは全体的なトレンドだ。1978年から2013年までに海外留学した中国人は306万人。だが13年の1年間だけで41万4000人に上り、14年は46万人に増え、15年は50万人を超えるとみられる。

中国の留学ブームはこれが2度目だ。1回目は中国が開国の扉を開けた1978年にさかのぼる。新しいブームは国際化のニーズによるものだ。(翻訳・編集/NY)

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