2014年11月28日、環球時報によると、韓国KBSテレビは産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が乗る車に生卵が投げつけられたと報じた。

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27日、朴槿恵（パク・クネ）大統領に対する名誉棄損の罪に問われた加藤前支局長の初公判がソウル中央地裁で開かれた。産経新聞は8月、韓国紙・朝鮮日報のコラムなどを引用しながら、「朴大統領がセウォル号が沈んだ当日に7時間以上にわたり行方不明となっており、その間、男性と密会していたのではないか」という疑惑を(ウェブサイトのコラムで）報じた。

加藤前支局長は「朴大統領を中傷する意図はまったくなく、韓国国民の中に存在する朴大統領への認識を書いただけ」と述べ、朴大統領を中傷する目的でうその内容を報道したとする検察の起訴内容を否認した。また、一部の市民団体が法廷の周りに抗議に訪れ、「謝罪しろ」などと叫びながら加藤前支局長の車に生卵を投げつけた。

日本の菅義偉官房長官は「民主国家として最も尊重されるべき報道、表現の自由、さらには日韓関係の観点から極めて遺憾だ」と韓国側の対応を批判している。（翻訳・編集/北田）