Record China 2014年12月1日(月) 8時50分
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27日に開催された旧日本軍の慰安婦問題などを話し合う第5回日韓局長級協議で、韓国政府は日本側に元慰安婦が受け入れ可能な解決策を提示するよう求め、日本側は大使館前の慰安婦像と米国の慰安婦の碑の撤去を求めた。写真はソウルの日本大使館前の慰安婦像。
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2014年11月30日、韓国・聯合ニュースによると、27日に開催された旧日本軍の慰安婦問題などを話し合う第5回日韓局長級協議で、韓国政府は日本側に元慰安婦が受け入れ可能な解決策を提示するよう求め、日本側はソウルの日本大使館前に慰安婦を象徴する少女の像と米国の慰安婦の碑の撤去を求めた。
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韓国政府高官によると、韓国側は、旧日本軍による慰安婦問題が解決されれば、韓国の民間での動きも自然と変化するであろうから、政府の干渉は不要であるとの立場を伝えた。
日本は、1965年に締結された『日韓請求権協定』によって慰安婦問題は法的に解決済みであり、河野談話は道徳上の姿勢を示したものにすぎないと述べた。また、日本はアジア女性基金の「償い金」や、首相による謝罪、お詫びの手紙を渡していることも伝えた。
また、日本側は、日本がこれまで慰安婦問題について解決のための措置を取ってきたにもかかわらず、韓国が再度解決策を求めているとして、次の政権になっても韓国は再び慰安婦問題の新たな解決策を求めてくるのではないかとの懸念を伝えた。
これに対し韓国政府は、日本の提示する「最終的な解決策」というのが問題のカギであると述べた。今回の局長級協議では、双方の交渉で具体的な成果は得られず、12月に6回目の協議が開催されることが決まった。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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