2014年12月2日、韓国・聯合ニュースによると、先月27日にソウルで開かれた第5回日韓局長級協議で、日本政府がソウルの日本大使館前に設置されている「慰安婦少女像」と米国内に設置されている「慰安婦の碑」の撤去を求めたことについて、韓国政府は「先に日本が解決策を提示するべきだ」と述べた。

【その他の写真】

韓国外交部の魯光鎰（ノ・グァンイル）報道官は、同日開かれた定例会見で、「慰安婦問題は普遍的な人権問題であり、国際社会は共通して反倫理的行為だという認識を持っている。日本は撤去を要求するよりも先に、韓国国民と国際社会が納得できる具体的な解決策を示すべきだ」と強調した。

これを受け、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「おかしくない？日本が解決策を提示してもしなくても関係ない。たとえ謝罪や賠償をした後でも、日本が慰安婦像の撤去を要求することは間違っている。なぜなら慰安婦像は、日本を苦しめるためではなく、歴史を忘れずに前に進もうという意味で設置したものだから」

「『日本が一歩でも歩み寄って来てくれたら、すぐに撤去します』と言っているようなものだ。これ以上、韓国国民を怒らせないで！」

「撤去を要求するなんてずうずうしい。韓国政府は、世界から愛される美しい日本に洗脳されてしまっている。冷静に考えて」

「日本が謝罪を拒否し続けるのなら、毎月一つずつ、全国の観光地に慰安婦像を増やしていこう」

「ドイツなら、自ら慰安婦像を設置するだろう。これだから日本は駄目なんだ」

「意地っ張りな日本政府のせいで、どんどん日本がきらいになっていく。もし今、目の前で日本人と北朝鮮人が海で溺れていたら、迷わず北朝鮮人を助けるだろう」

「そんな説明を韓国政府がわざわざする必要ないのに。一言『嫌だ！』と言えばいい」

「日本のアニメ、音楽、漫画が大好きだから悲しい。早く日本が過去の過ちを認めて、日韓関係が改善されることを願っている」（翻訳・編集/篠田）