タイで交通法違反の中国人観光客、2カ月で1500人に=わいろ渡せばOKの“裏事情”も―中国メディア

Record China    2014年12月4日(木) 11時11分

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3日、タイのチェンマイで、この2カ月の間に1500人を超える中国人観光客が交通法規に違反して取り締まりの対象となっていた、とタイ華字メディアが報じた。写真はチェンマイ。

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2014年12月3日、中国メディア・澎湃新聞(ザ・ペーパー)電子版によると、タイのチェンマイで、この2カ月の間に1500人を超える中国人観光客が交通法規に違反して取り締まりの対象となっていた、とタイの華字メディアが報じた。

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チェンマイの地元交通警察が発表した統計によると、取り締まりの原因は自動車やバイクの無免許運転、駐停車違反、ノーヘル(ヘルメットなし)運転、信号無視など。取り締まりそのものが目的ではなく、安全を考慮した結果だとしており、外国人観光客にはより交通法規を順守してもらいたいとしている。

しかし、問題は交通法規だけにとどまらない。タイで無免許運転をした場合、本来ならば1カ月以下の拘留あるいは1000バーツ(約3500円)以下の罰金が科せられるが、取り締まりにあった場合100〜200バーツ(約350〜700円)程度のわいろを渡せばおとがめなしになることが多く、そうした“事情”が外国人観光客にも伝わっているという。

記事は、タイにはわいろを受け取る警官もいるが職務に忠実な警官もおり、そうした警官に取り締まられた場合には罰金や拘留は免れないとし、法を犯さないよう観光客に注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/岡田)

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