Record China 2014年12月4日(木) 15時29分
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4日、北京青年報は、「地下鉄内のPM2.5(微小粒子状物質)は屋外の16倍」との情報がインターネットを中心に広まっていることについて、「根拠がない」と報じた。写真は北京の地下鉄駅。
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2014年12月4日、北京青年報は、「地下鉄内のPM2.5(微小粒子状物質)は屋外の16倍」との情報がインターネットを中心に広まっていることについて、「根拠がない」と報じた。
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中国のあるメディアは2日、中国国内の環境研究所が昨年1月に行った調査結果として、地下鉄駅ホームのPM2.5濃度は屋外の16倍であることが分かったと報じた。この情報はインターネット上で一気に拡散した。
北京青年報の記者が3日に北京市内の複数の地下鉄駅で計測したところ、最も高かったのは復興門駅のホームで、ラッシュ時に120.36μg/m3だった。最低は同じく復興門駅のC出口で10.69μg/m3。その差は約12倍だった。
記者が環境研究所のホームページを確認したところ、同様の測定結果は確かに掲載されていた。だが報道された昨年1月のデータは見つからなかった。同所の関係者も「16倍と示したことは一度もない」としている。
北京の環境NGO「公衆と環境研究センター」の馬軍(マー・ジュン)所長も、「わずか1日の測定結果で結論を下すのは科学的ではない」と懐疑的だ。(翻訳・編集/NY)
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