中国のちょっといい話、おばあちゃんが席を譲ってくれた59人の笑顔を撮影―中国紙

Record China    2014年12月7日(日) 20時0分

拡大

5日、69歳になる女性の屠さんは武漢・洪山区に住んでいる。バスや地下鉄に乗り席を譲ってくれる人に出会うたびに、席を譲ってくれる人の同意を得てから携帯電話で相手を撮影することを思いついた。

(1 / 18 枚)

2014年12月5日、69歳になる女性の屠(トゥ)さんは武漢・洪山区に住んでいる。バスや地下鉄に乗り席を譲ってくれる人に出会うたびに、席を譲ってくれる人の同意を得てから携帯電話で相手を撮影することを思いついた。こうして彼女は半年で59人の写真を撮影した。「59人の笑顔、59回の席を譲ってくれた経験、59回の素晴らしい思い出だ」と語る。 楚天都市報が伝えた。

その他の写真

彼女が撮影した59枚の写真が記録する59人の笑顔は、恥ずかしがっているものや明るいものと様々だ。これらの写真には何の撮影テクニックなどもなく、ピントがぼけているものもあるが、写真のリアリティには迫力がある。

実際には半年で屠さんに席を譲ってくれたのは59人に留まらない。写真撮影を断る人もいたためだ。「相手は、席を譲るのは当然だから、名乗る必要もないと言った」と屠さんは語る。

59枚の写真のうち、特別なものがある。屠さんはこの時は当事者ではなく目撃者だった。バスに乗っていると、障がいのある人が乗車してきたが、前に座っていた70代女性が急いで立ち上がってその人に席を譲ったのだ。「高齢者なのに席を譲るなんて、本当に偉い」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携