モルディブで淡水化装置が故障、市内は水不足で一触即発に=中印が支援競争―SP華字紙

Record China    2014年12月8日(月) 12時1分

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6日、モルディブで海水の淡水化装置故障が火災で故障したことにより、飲料水不足に陥っている。写真は現地のホテルが提供している飲用水。

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2014年12月6日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、インド洋の島国・モルディブで4日、海水を淡水にする装置が火災によって故障し、首都マレの市民10万人の飲料水が不足する事態に陥っている。当局はインド、スリランカ、米国、中国に支援を求めている。

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現地メディアによると、地元住民の間で飲み水を求めて一触即発の状態になっている。ミネラルウオーターを配給方式で販売する店もあり、激怒した住民が店を襲ったとも報じられている。モルディブ政府は5日、マレ市内10カ所に給水ポイントを設置して市民に飲料水を提供し、軍と警察が治安維持に当たっている。

火災は装置のモーターやケーブル、配電盤が原因とみられ、1時間半後に消火されたものの、復旧のめどは立っていない。救援を求められたインドからは飲料水を積んだ海軍艦艇が5日に現地に到着した。中国からもさらに多くの飲料水が届く見込みとなっているほか、技術協力のための船舶が数日中に現地へ到着する予定になっている。(翻訳・編集/岡田)

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