中国企業がフランスの空港の株式を取得、現地で猛反発を受ける―米メディア

Record China    2014年12月9日(火) 16時8分

拡大

7日、フランス政府はこのほど、トゥールーズ・ブラニャック空港の株式49.9%を中国企業に売却したことを明らかにした。しかし中国企業への売却に猛反発が起きている。写真は同空港。

(1 / 2 枚)

2014年12月7日、AP通信によると、フランス政府は同国のある空港の株式49.9%を中国企業に売却することを明らかにした。

その他の写真

香港フェニックステレビのニュースサイトによると、中国企業が取得するのはトゥールーズ・ブラニャック空港の株式。トゥールーズには航空機メーカー・エアバスの本社がある。大型旅客機のテストなども現地で行われており、欧州最大の航空都市でもある。中国企業連合(コンソーシアム)に3億800万ユーロ(約460億円)で株式を売却すると報じられている。

しかし、同空港株式の入札募集には当初から反対意見が多く、フランス国内企業の株式取得を望む声が強かった。エマニュエル・ マクロン経済・産業・デジタル大臣は中国企業への売却に反対する声が高まっていることを批判し、中国人に飛行機は売ってもいいが空港は売ってはいけないという考えが理解できないと述べた。なお、協議などを経て株式譲渡が有効になるのは年末になるとみられている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携