Record China 2007年7月20日(金) 18時41分
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2007年7月18日までに、「年に4000万匹ものサメが捕獲され、ほとんどは中国に輸出されている」との調査報告が発表された。高級中華のフカヒレとして消費されており、高値のため市場にはニセモノも大量に横行しているという。
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2007年7月18日までに、年に4000万匹ものサメが食用のため捕獲され、ほとんどは中国に輸出されているとの実態がわかった。米国の野生動物保護団体「ワイルドエイド」が北京市で「サメ生存の現状」と題した報告を発表し、サメ保護の必要性を訴えた。
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フカヒレといえば、高級中華の代名詞。豪華なごちそうに、接待にともはや欠かせない食材となり、一定以上のレベルのレストランなら必ずメニューに並んでいる。「ワイルドエイド」によると、全中国で1億人以上が一度はフカヒレを食べたことがあると推定され、北京市だけでも1日約5トンが消費されるとのデータもある。中国人の胃袋は底なしといったところか。
もっとも高級食材だけに値段の高さが悩みのネタ。この半年だけでも50%も値上がりしているといわれており、庶民にはますます手が届かない存在になっている。関係者によると、比較的手ごろな価格で出回っているフカヒレは多くがニセモノだという。サメの皮、骨などをゼラチンで煮込んでそれらしく見せかけたもので、本物と比べて透明度が高く黄色がかっているのが特徴。食感も本物より柔らかく、ゼリーに似ているという。(翻訳・編集/KT)
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