2014年12月9日、おいしい物を食べられるかどうか―往々にして旅行先を決める際のポイントとなる。米インターネット新聞「ハフィントンポスト」がこのほど、「屋台料理が美味しい世界の都市ランキング」を発表、香港がトップだった。環球網が報じた。

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1、香港

香港の街並みを楽しみながら屋台グルメも味わいたいというなら、油麻地エリアのテンプルストリート(廟街)、女人街（ノイヤンガイ）と呼ばれる通菜街（トンチョイガイ）、九龍城砦などがお勧めだ。これらの場所では、香港の本場火鍋や臭豆腐などを食べることができる。

2、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ

屋台で売られているのは、タラの揚げ物やブラジルの国民食であるフェイジョアーダ・コンプレッタなど多種多様な料理。屋台の活気が街の郊外にまで波及している。また、フルーツシャーベットやモナヴィーなどのドリンクやお酒も人気だ。

3、フランスのパリ

パリというと、高級フランス料理を連想する人も多いだろう。しかし、パリにもおいしいB級グルメがたくさんある。うち、もっとも代表的なのが、口の中にあまい香りが広がるクレープだ。また、ハンバーガーを売る屋台もたくさんある。エッフェル塔やモンマルトルなどの人気観光地でも、よく見てみるとそのような屋台が必ずあるはずだ。

4、米国ボストン

ボストンの道端ではホットドッグを売る屋台が並んでいる。米国では、料理を移動販売する車を、多くの大都市で目にすることができる。このような車は通常、市場の周辺に集合し、冬以外の季節に多く出現する。そして、各屋台が独特の料理を販売している。例えば、ロブスターを販売するLobsta Loveという屋台やベトナム人に人気のBon Meという屋台などがある。これら屋台のオーナー達は、美食コンテストなどのイベントも開催している。

5、トルコのイスタンブール

イスタンブールの名物料理と言えば、串焼きやドネルケバブ、ラフマジュン、パフペーストリーなどだ。レストランがとりわけ多いことで知られるのはタキシムとカパルチャルシュだ。海辺に行くと、船で魚肉サンドイッチを売っている店も目にすることができる。

6、メキシコのメキシコシティ

メキシコシティの名物というと、多くの人が安くて本場の味を楽しめることを連想する。メキシコシティでは、街の至る所で、屋台やレストランを目にすることができ、トスタダスやタコス、ケサディーヤなどが販売されている。それでも、最も人気なのはブリート (小麦粉で作られたトルティーヤに具材を乗せて巻いた料理)とブルーコーンで作られたtlacoyos(焼いたコーン生地に、豆やチーズ、薬味、サボテン、野菜などを挟む)だ。

7、カナダのオタワ

オタワでは現在、車を使った食べ物の移動販売が人気となり、バンクーバーやトロントで勢いを失いかけていた屋台グルメが再び人気となっている。うち、最も人気なのは、ホットドッグやソーセージ、ビーバーテイル、プーティンなどの定番のほか、チュロスやジャガイモ料理などだ。

8、モロッコのマラケシュ

マラケシュのジャマ・エル・フナ広場には飲食物などを扱う屋台がところ狭しと軒を並べ、夜になると大勢の人で賑わう。新しいものにチャレンジしたい人には羊の頭が、グロテスクなものは苦手という人には、ナスの揚げ物やクスクスなどがお勧めだ。

9、ドイツのベルリン

ベルリンでは外国人達が各国の料理を売る屋台が並んでいる。うち、最も人気なのがドイツのカリーヴルストとトルコのドネルケバブだ。また、魚の煮付けを挟んだパンやサンドイッチ、トルコのお菓子なども人気だ。

10、日本の福岡県

他の分野では日本の他の都市にはかなわないかもしれないが、福岡県には自慢の屋台グルメがたくさんある。同県のシンボルはなんといっても夜になると並ぶ150件以上の屋台。その多くが天神駅付近に集まっている。同県の名物グルメには、明太子や餃子、てんぷらなどがあり、屋台で日本酒を飲みながらこれらを食べると最高だ。（提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤）