中国の14年ネット10大流行語、「買え買え買え!」「やっぱり僕は静かなイケメンでいたい」―中国メディア

Record China    2014年12月30日(火) 14時45分

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8日、今年も残りわずか。時間の経つのは本当に早いもので、つい、流行曲の「時間はどこへ行ったの?」を歌いだしたくなる。今年も、多くのネット新語が、自由気ままに登場した。

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2014年12月8日、今年も残りわずか。時間の経つのは本当に早いもので、つい、流行曲の「時間はどこへ行ったの?」を歌いだしたくなる。今年も、多くのネット新語が、自由気ままに登場した。2014年ネット10大流行語をまとめてみた。順位付けはないが、読者にとっての「大賞」はどれだろうか?

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〇大切にしながら歩まなければならない

出所:2014年3月末、「不倫」を認めた人気俳優のウェン・チャン(文章)が謝罪の言葉を微博にしたためた。その3分後、妻であるマー・イーリー(馬伊[イ利])が、自身の微博で、「恋愛は簡単だが、結婚生活は難しい。大切にしながら歩まなければならない」と投稿した。ここから、「大切にしながら歩まなければならない」という言葉がブレイクした。

〇家族は知っているの?

出所:ネットカフェでニュースを閲覧していたネットユーザーが発した「君がこれほど野暮ったいこと、家族は知っているの?」という言葉に由来する。これが次々と転送され、「家族は知っているの?」は瞬く間にネット流行語となった。発展の潜在力と使い回しの可能性あふれるこの言葉は、ネットユーザーに無限のインスピレーションを与えた。

〇画面があまりにも素晴らしくて眺める勇気がない

出所:台湾を中心に活躍するジョリン・ツァイ(蔡依林)の歌曲「プラハ広場」に登場するこの言葉は。ネットユーザーが「不思議なもの」を形容する場合に使われる。たとえば、ビックリ仰天するような写真を見たとき、ネットユーザーは、「画面があまりにも素晴らしくて眺める勇気がない」と表現する。からかう時や自嘲する場合に良く使われる。

〇かわいい〜/薬を飲んだ方がいい

出所:「萌萌[口達](かわいい)」はネット流行語である投げキスの擬音語から派生した言葉で、「薬を飲んだ方がいい」という意味に使われる場合もある。言葉が使われる環境の違いによってさまざまだが、「萌萌[口達]」は多くの場合、自分がかわいさを感じるときに使われる一方、投げキスの擬音語は、他人に対する愛情表現または語気助詞として用いられることが多い。

〇耐えられない

出所:天涯社区(コミュニティー)の投稿テーマ募集欄に、このフレーズが登場したのが始まり。その後、「我慢できない、耐えられない」時の表現として広く用いられるようになった。

〇参った!

出所:この言葉の登場は、作家・金庸(ジン・ヨン)の武侠小説『秘曲 笑傲江湖』の主人公・令狐冲のセリフに遡る。冗談好きの令狐冲は、ヨイショの得意な人間について、「私は、他人に媚びへつらうのが上手な人を見ると、全身がムズムズし始め、酔っ払って倒れたくなる」と評した。その後、人気オンラインゲーム「英雄連盟」シリーズの熱狂ファンがこのフレーズを使い始めた。相手の技術が酷い場合であれ最高の場合であれ、ゲーマーたちは、喜んで、「ワオ!この技術には完全に参った!」と言った。この言葉は、「どうしようもない」、「悶々とする」「何とも言えない気持ち」といった微妙な心理状態を示すのに使われ、通常は、ある人物や事物に対して、理屈で説明できない・意思疎通ができない・ツッコめない様子を描写している。「言葉にできない」「理解できない」「ツッコめない」などと言い換えることができる。

〇やっぱり僕は静かなイケメンでいたい

出所:人気WEBドラマ「万万没想到(まさかこんなことになるなんて思いもしなかった)」第2弾第一話に登場する。主人公「叫獣易小星」扮する三蔵法師が繰り返す念仏の全文が、「我只想安静地做個美男子(やっぱり僕は静かなイケメンでいたい)」だった。

〇買え買え買え!

出所:微博の人気ブロガーと父親とのやり取りから誕生した。

「お父さん、これ」

「買え買え買え!」

〇ここで問題です

出所:「確かな技術の掘削機を製造しているメーカーは?中国山東找藍翔」というコマーシャルが流行った時、「確かな技術の掘削機を製造しているメーカーは?」のフレーズの前に、ネットユーザーが「現在問題来了(ここで問題です)」を付け加えたことで、他の答えが出てくる可能性が生まれた。

〇金持ちはわがまま

少し前、劉さんはネットで健康食品を買い、1760元(約3万5000円)を支払った。その後、詐欺まがいの電話が続々とかかってきた。劉さんは自分が騙されたことに気付いたが、これまでと同様、詐欺犯にお金を送った。劉さんは、記者の取材に対し、「7万元(約130万円)をだまし取られた時に、ようやく詐欺だったと気づいた。その時は、警察に届け出ようとは思わず、一体彼らが一体どれだけ騙し取れるのかを知りたかった」と話した。このニュースは、ネット上で大きな話題となった。ネットユーザーは劉さんのことを、「金持ちはどれだけわがままなんだ」とからかった。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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