2014年12月12日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の広州市公安局のアカウントに、ゴミをポイ捨てした男性が5歳の男児に注意されたことに“逆ギレ”する様子が投稿された。これを受け、中国のネットユーザーからは「偉いじゃないか！」「男の写真をさらせ！」などの声が集まった。

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投稿によると、先日、中国・安徽省合肥市肥東県で、ある男性が食べ終わったカップ麺の容器を道端に捨てた。周囲の大人たちは誰も反応しなかったが、近くにいた5歳の男の子が「おじさん、ダメだよ。ごみをポイ捨てしたらいけないんだよ」と注意した。すると男性は、あろうことか男の子を大声で怒鳴りつけ、男の子は大泣きしてしまった。

中国メディアによると、男の子の父親は「息子は間違っていない」と訴え、男性にゴミを拾って息子に謝るよう求めた。父親は男性と口論になり、周囲の人が警察に通報し、男性と男の子、その父母がそろって警察に連れて行かれた。事情を聴いた警官は男の子を褒め、男性は一家に、父親は男性に謝るよう仲裁して、一件落着となったという。

この騒動について、投稿者が「あなたはこの男の子の行動を支持しますか？」と問いかけると、中国のネットユーザーからは

「偉いじゃないか！」

「もちろん支持する！素養は子どものうちから育てていかないと」

「男の子の正しい行動は絶対に評価すべきだ」

などのコメントが多く寄せられた。

“逆ギレ”した男性には

「男の写真をさらせ！」

「男の子に誠実に謝罪しろ」

などの非難が集中。

中には

「日本やシンガポールに学ばないと。ごみのポイ捨てには多額の罰金を科すような法律を作るべきだ」といった意見もあった。

半面

「（男の子に対して）君も大人になったら、その男みたいになるかもよ」

「支持する。しかし、子どもには『本当のことを言うと、自分が傷ついてしまうことがある』ということを教えるべき。最近の若者は打たれ弱いから」

などの反応も見られた。（編集/KU）