韓国スーパー大手のEマート、中国天津から撤退=ベトナムを前線基地に―韓国メディア

Record China    2014年12月15日(月) 16時27分

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15日、韓国・イートゥデイによると、韓国・新世界グループの大型スーパーマーケット「Eマート」は12日、中国天津市内で運営する全5店舗を閉店すると発表した。写真はベトナム。

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2014年12月15日、韓国・イートゥデイによると、韓国・新世界グループの大型スーパーマーケット「Eマート」は12日、中国天津市内で運営する全5店舗を閉店すると発表した。

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Eマートは、韓国内に130以上の店舗を展開する業界トップの企業で、1997年に中国に進出。沿岸部を中心に27店舗まで拡大した。しかし、中国市場での不利な経営環境と競争の激化、不動産価格の高騰などにより業績が悪化。2011年には11店舗を売却して事業再編に踏み切ったが、天津市の5店舗の収益性は改善されず、今年4月に同市の塘沽店の営業を停止していた。

新世界グループの副会長は11月上旬に釜山で開かれた「韓・アセアンCEOサミット」で「来年の下半期にベトナム1号店をオープンする。成功すれば、カンボジア、ミャンマー、インドネシアにも進出する」と語った。収益性の低い中国の店舗を整理し、ベトナムを海外進出の前線基地とする考えだ。(翻訳・編集/久保)

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