政府は「世界ランキング100位以内に10大学」を目標に掲げ、「トップ型」支援で達成を目指すが容易ではない。現在、世界的に権威のある「QS World University Rankings 2014-15」によると100以内に入っているのは前年と同じく東大と京大の2大学だけで、しかも京大は前年の52位から59位に順位を落とした。東大は前年と同順位の23位でアジアトップの座を維持したが、米欧のトップ大学の背中は遠い。教育や研究に対する評価は高いものの留学生数などの国際化指標が低いという課題は解消されていない。
この記事のコメントを見る