ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」、英国で公開―中国メディア

Record China    2014年12月16日(火) 0時10分

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15日、日本在住約20年の中国人映画監督である李纓氏がメガホンをとり、国際社会からも注目を集めたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の英国プレミア上映会が12日、ロンドンにある英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)で開催された。

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2014年12月15日、新華社によると、日本在住約20年の中国人映画監督である李纓(リ・イン)氏がメガホンをとり、国際社会からも注目を集めたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の英国プレミア上映会が12日、ロンドンにある英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)で開催された。

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同作は、日本の靖国神社のいわゆる「精神」と「魂」について探求した作品で、極端かつ狭隘なナショナリズムと、戦争を美化する行為に対して挑戦を叩きつけ、戦争の残酷な本質を映し出している。李監督は同作を通じて、日本に靖国神社問題を重視し、第2次大戦中の残虐な侵略行為という本質を改めて見直すよう訴えたいとしている。

李監督はプレミア上映会で、「2015年は第2次世界大戦および世界反ファシズム戦争勝利70周年に当たる。靖国神社参拝問題を代表とする日本とアジア隣国間の歴史問題は今、日本とアジア隣国との交流に深刻な影響をもたらしている。これはアジア諸国および全世界にとって、無視できない東アジアの危険なシグナルだ」と指摘、さらに「戦死した兵士と戦争の負の遺産にいかに向き合うかで、その国の未来の平和に対する態度が決まる。私は同作を、日本の戦後シンドロームの治療に役立てたい。私は、今日の靖国神社問題を含むこうした戦後シンドロームは、一種の病だと考える。私の映画がこの病の治療に役立つ事を望む。そうすれば、日本という国の健全な発展にも役立つだろう」と語った。

李監督が約10年間にわたり靖国神社を取材し、参拝現象などを客観的に撮影した映像を収めた同作は、12月15日から来年1月9日まで、ロンドン、マンチェスター、ニューキャッスル、エディンバラ、リーズ、グラスゴーの英国各都市で上映される。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)

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