中国機では幼児救うため緊急着陸=韓国機の対応のまずさ浮き彫りに

Record China    2014年12月16日(火) 14時7分

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12日、韓国メディアは意識を失った幼児の命を救うため、緊急着陸した中国南方航空の行動を“美談”として取り上げた。資料写真。

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2014年12月12日、韓国メディアは意識を失った幼児の命を救うため、緊急着陸した中国南方航空(本社・広州市)の行動を“美談”として取り上げた。ナッツの機内サービスへの不満から機体を引き返させた大韓航空の対応のまずさをあらためて浮き彫りにした形だ。

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報道によると、カナダのバンクーバーから中国・広州に向かっていた中国南方航空機の機内で12月2日、離陸2時間後に生後19カ月の幼児が意識を失って倒れた。乗り合わせた医師が、すぐに病院で手当てを受ければ、命が助かると診断。同機はアンカレッジ空港(米アラスカ州)への着陸を決めたが、同空港に下りるには機体の許容着陸重量を減らす必要があったため、約3700万ウォン(約398万円)相当の燃料30トンを空中で捨てたのち、緊急着陸した。幼児は病院に搬送され、健康を取り戻した。

中国南方航空が、多額の損失を被りながらも、逆にお金を払っても買うことのできない顧客の信頼を獲得したのに対し、大韓航空は趙顕娥(チョ・ヒョナ)副社長が辞任しても、信用失墜に歯止めが掛かっていない。

韓国のネットユーザーからは、「もう中国までが韓国よりマシになっている」「俺たちって一体何なんだろう」と自信を喪失した悲痛な声が寄せられている。世界に恥をさらす格好になった「ナッツ事件」が韓国国民に与えた影響はあまりにも大きく、深刻なようだ。(編集/KO)

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