電子たばこの90%以上が中国で生産=普通のたばこよりも危険!?発がん性物質を含む製品も―米紙

Record China    2014年12月17日(水) 18時9分

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15日、米紙ニューヨーク・タイムズは、電子たばこの90%以上が中国で生産されているが、中には重金属や発がん性物質などを含むものがあり、普通の紙巻きたばこよりも危険な製品も流通していると報じた。

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2014年12月15日、米紙ニューヨーク・タイムズは、電子たばこの90%以上が中国で生産されているが、中には重金属や発がん性物質などを含むものがあり、普通の紙巻きたばこよりも危険な製品も流通していると報じた。

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電子たばこに関するビジネスチャンスは、今後無限に拡大する可能性を秘めている。中国では今年、約3億本の電子たばこを生産し、世界市場の90%以上を占めるに至った。

電子たばこは中国で最も早く開発された製品であるが、中国における管理規定は依然として整備されないままである。大企業は品質を重視しているものの、中小企業の多くは管制を受けておらず、発がん性物質や重金属などを含んだ製品も多く出回っている。一部には、安全検査設備さえ備えておらず、安価な部品を使用して有名ブランドの偽製品を専門に製造している中小企業も存在するという。

ある研究によると、電子たばこの蒸気に含まれるニッケルやクロムの量は、紙巻きたばこの4倍以上あり、中には有害性のあるシリカ繊維を放出する電子たばこも存在する。一部の電子たばこの蒸気の中から重金属や発がん性物質、鉛、錫、亜鉛などの化合物が検出されたことに関して、専門家は「生産過程と関係がある」と分析する。

関係者は「電子たばこ産業は非常に混沌(こんとん)としている」と語る。大手電子たばこメーカーの創業者は「電子たばこ市場は参入のための敷居が非常に低い。そのため、メーカーが乱立している」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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