Record China 2014年12月16日(火) 19時58分
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15日、大韓航空の前副社長が機内サービスへの不満から責任者を降ろして離陸を遅らせた問題で、大韓航空が唯一の目撃者であったファーストクラスの乗客を懐柔しようとしていた事実が明らかになった。
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2014年12月15日、韓国紙・ハンギョレによると、大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が機内サービスへの不満から責任者を降ろして離陸を遅らせた問題で、大韓航空が唯一の目撃者であったファーストクラスの乗客を懐柔しようとしていた事実が明らかになった。
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韓国検察は13日、趙前副社長の前の一等席に座っていた韓国人女性(32)を参考人として呼び出し、調査協力を得ていた。検察関係者によると、女性は事件当日、モバイルメッセンジャーを通じて趙前副社長の言動を収めた動画をリアルタイムで友人に転送しており、検察側は動画を証拠資料として確保した。事件当時、ファーストクラスには女性と趙前副社長以外乗っていなかった。
女性は検察の調査を受けた後、報道陣に「事件のストレスで帰国後に大韓航空に抗議したが、何の連絡もなかった。事件が報じられた後、大韓航空の役員に『おわびに大韓航空のカレンダーと飛行機模型をあげる』と電話で言われた。そして『マスコミには確かに謝罪を受けたと言ってくれ』とまで言われた」と語った。
この報道を受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「大韓航空はファーストクラスに乗った30代の女性を5ドルのカレンダーと15ドルの飛行機模型で買収できると思ったのだろうか。事務長や乗務員が趙前副社長に『カレンダーと飛行機模型をあげるから許して』と言えば受け入れられたとでも?」
「大韓航空は、乗務員は奴隷、乗客は幼児だと思っている。人をばかにしている。今までこんな考え方で経営してきたなんて信じられない」
「だから韓国の財閥は問題なんだ。財閥の前では、ゲストであるはずの人の立場が全く無い」
「金や権力で狂った検察より大韓航空の方がかわいそうだと思っていたけど、ファーストクラスの女性の話を聞いて考え直した。検察も大韓航空もとんでもない」
「その顧客対応の社員は自分のできる最大限の対応をしたんだ。それがカレンダーと模型だった。大韓航空はそれ以上の対応が出来ない硬直化した組織だってこと」
「前副社長も事実を隠ぺいした役員らも絶対許してはいけない。大韓航空の事業許可を取り下げるべきだ」
「ファーストクラスに乗った女性にカレンダーと模型で謝罪ってコメディーでしょ?誰のアイディア?(笑)」
「金でできたカレンダーと模型だったかもしれない」
「趙前副社長が朴大統領に見えてきた」(翻訳・編集/久保)
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